今年も早いもので前半は終わり後半に入ったところです。
アメリカと日本では異なることは色々あると思いますが歯科治療についてはものすごく違いが多くあります。
料金が10倍以上違います。
日本が遅れていることが問題で患者さんのお口の中にもこの違いがあります。
手前の金歯はアメリカの歯科医が装着したものです。比較的良い適合をしています。
奥の銀歯は日本の歯科医が装着したものです。
奥の歯は詰め物が不適合でそこの部位から虫歯が広がっているのが観察されることをビデオでご覧下さい。
こちらの患者様はアメリカ、ワシントン州シアトルに赴任されていた方で現地で歯科医にかかってところアメリカ人の歯科医師に銀歯の下が虫歯になっていることを指摘されほとんどの詰め物を現地でやりかえ、帰国して私たちの歯科医院で治療された方です。
下のビデオは私たちの医院で製作した適合の良いプラチナゴールドのインレーを試適している所です。
日本では、保険制度があり良い治療をしようとする意欲を歯科医から奪っているため銀歯の下は虫歯だらけになっています。
日本の保険治療は海外の先進国の10分の1〜20分の1です。
この事実を知らない方が多すぎるようです。
これでは良い治療をすることは無理です。
マスコミで盛んに歯医者バッシングをしていますがこの料金の差が論じられないで、ある一部の側面だけ見て
歯医者を悪者にしたいようです。
日本のマスコミはどこかおかしくないですか?
日本歯周病学会歯周病専門医 吉川英樹 拝