2月になり日差しも長く感じるようになりました。
さて、今日は皆様に是非知って頂きたい情報があります。
病気を間違って診断すると治療方法も間違ってしまいますので
病気かどうかの診断はとても重要なものだと思います。
病気ではないものを病気だと診断されて治療されたら皆様は如何でしょうか。
また、逆に病気であるものを病気だと診断されないで治療が行われなかったら如何ですか?
根の治療は脳外科の手術に匹敵するものと欧米では言われ歯科治療では基礎の部分です。
根の先に膿が溜まっている状態で、もしクラウンを被せてもその後、膿がでてクラウンを外し、もう一度、治療をやり直さなくてはなりません。
或いは、抜歯しなければならないかも知れません。
普通のレントゲンではこの病巣を見逃してしまって誤診をしてしまうというお話です。
根の先に膿が溜まっている状態で、そこに病気があるという診断を普通のレントゲン写真で診断できる確率、可能性はどのくらいあると思われますか?
何と50%は根の先の病巣を見逃しているということです。
再根管治療時にはやはりCTを撮影して治療を始めることが必要ですね。
日本歯周病学会歯周病専門医 吉川英樹 拝