いつまでも若々しく、はつらつとしていたいものですね。
歯を抜歯し入れ歯を入れても顔の形は元には戻らずに多くの場合、顔面が破壊されてしまうことがあります。
歯が生えている周りの頬則の骨は層板骨といい、歯が発生する時に、歯の影響で骨が発生するメカニズムになっています。そのため、歯の頬則、前歯の場合、唇側です。ここは歯を抜くと急速に骨が吸収し顔が変化して行きます。
それから、歯を抜いて放置すると(入れ歯を入れても)1年間に頬側から1.5mm骨が吸収すると言われています。
クシャおじさんは歯が全部なくなり、そのために骨が長期に渡り吸収し溶けて顔半分が破壊されてしまった例です。
それでは歯が抜けた後に、骨が溶けないようにするためには、顔貌が変化しないようにするためにはどうしたら良いでしょうか。
インプラントを顎骨に入れることにより,顎骨に機能し骨が溶けることを防ぎ顔貌を美しく保ちます。
一番大切なことは予防をして歯を治療しないことですが、もし歯を失ったらインプラントを入れて顎骨を守ることが重要になります。
ICOI 国際口腔インプラント学会 fellowship 吉川英樹 拝