根管治療
次の根管治療の予約までの間、封鎖に問題があるケース
先日、都内から初診の患者さんが見えて次のような訴えでした。 「1年間、歯科に通っているのですが神経を取って以来ずっと痛みがとれない状態が続いています」 早速、仮封材(次の根管治療までの期間、歯 …
1年間痛み・疼きが治らなかった患者様の根管治療
こちらの患者様は、約1年前の2015年1月に他医院で神経を除去する治療をされました。 治療がうまくいっていないので、1年間経過観察をしてきましたが、2015年10月に痛み・疼きを感じました。 …
根だけ残っている歯の根管治療
20年位前に装着したブリッジが虫歯になり脱落してしまいました。 やはり、保険の治療は問題がありますね。 しかし、手前の歯は残根状態でラバーダムが掛かりませんのでダイレクトボンドの手法でラバーダムを掛けて治療をします。 こ …
唾液が侵入しないように薬剤が外に漏れないようにすること
ラバーダムについてはご存知だと思いますが、根管治療には必須でこれがないと、根管治療は行ってはいけません。 もう一つ重要なことがあり虫歯が大きくなっていて歯の壁が壊れていると根管治療をする時、唾液が侵入し、使用薬剤が漏れて …
白い詰め物をした後に根の先が腫れることがある
前歯が虫歯になった時は歯と同じ色の詰め物をすることが一般的ですが、稀に歯と詰め物の間に隙間があるとそこから漏れが起こり細菌が歯の中に侵入して、根の先に病巣・膿がたまることがあります。レントゲン写真です。 それでは、何故、 …
誰が初めに歯髄(神経・血管)を触ったかが重要です
虫歯が深くなって歯髄(神経・血管)に達した場合、歯髄炎を起こしそのままでは済まないので歯髄を除去する場合がありますが、これを抜髄と呼びます。 この時に重要なことがあります。 「誰が初めに歯髄(神経・血管)を …
本当に病気を治す医者の選び方
本の紹介です。こんな題名の本を読みました。 著者は岡本 裕 医学博士 副題はこのように書いてあります。 「診療時間3分の」の医者は信用してはいけない。 抗生物質を簡 …
根管治療の予約は1時間30分が必要
秋らしい気候になってきて、朝晩は寒く感じるようになりました。さて、根管治療の予約時間は1時間30分をいただいて治療しています。長時間の予約時間なので患者さんも大変なので、その場合は途中で休憩する場合もあります。 1時間3 …
いい加減ではなく精密な根管治療の重要性
以前に虫歯が大きくなって、そして痛くなり神経を取って治療した歯なのに、腫れて、膿が出たり、歯がグラグラになった経験はありませんか? もっとひどくなると顔面が著しく腫れて、抜歯になるケースもあります。どうして治療したところ …
鎮痛剤が効かない根管治療後の痛み・腫れ
根管治療をした後はかなりな確率で痛みや腫れが起こります。これをフレアーアップと言いますが、いくら注意をしても避けられないことがあります。フレアーアップを起こす確率は文献では最高20%です。私は一度だけですが、このことを患 …