20年位前に装着したブリッジが虫歯になり脱落してしまいました。
やはり、保険の治療は問題がありますね。
しかし、手前の歯は残根状態でラバーダムが掛かりませんのでダイレクトボンドの手法でラバーダムを掛けて治療をします。
このままの状態で根管治療をしても歯の中に感染が起こり治療は失敗します。
また、薬剤が漏れるとヤケドがおこるので、細心の注意をして隔壁を作ります。保険診療ではこのような方法は点数がないのでやらないということなのでしょうか?
合計1時間の治療を2回行い根管充填まで終わりました。
どの歯科医師も行っている根管治療ですが欧米では歯内療法専門医という制度がありマイクロスコープを使用したプロフェショナルな治療をしています。
日本歯周病学会専門医 吉川英樹 拝