「歯が原因で上顎洞炎(蓄膿症)になる」という2017/04/27の記事の続編です。

 

こちらの患者さんは鼻から膿が出て救急の診療室に行って耳鼻科の医師の診察を受けたところ歯性上顎洞炎と診断されました。

 

私たちの医院に来院されCTを撮影したところ上顎洞の粘膜は肥厚してCT上ですりガラスのように見えました。

 

 

根管治療後に上顎洞炎はすっかり治癒していました。拡大してレントゲン写真をご覧下さい。Post-opeは術後2ヶ月のCT像です。

 

 

 

このように歯が原因で蓄膿症を起こしますし、適切な根管治療で蓄膿症を治すことも出来ます。