こちらの患者様は上の一番奥の歯が余りに痛くなり「鼻水が出る」「黄色い痰が出る」という症状があり夜間の緊急医療センターに行きました。
そこではCTにより歯性上顎洞炎(歯が原因による蓄膿症)と診断されたそうです。
他院で5回ほど根管治療をしていたそうですが改善を認めず当医院に受診されました。
上のCT画像では根の先の病変・膿が上顎洞と交通していることに注目して下さい。
歯が原因で蓄膿症(上顎洞炎)になることを歯性上顎洞炎と言います。
根管治療後に歯性上顎洞炎が治癒しています。
上のCTレントゲン像と1年後の下を比較して下さい。
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吉川英樹 拝